改定後のANA提携航空会社 国際線特典航空券の活用

4/12にANAの特典航空券のルールが改定されました。大きな違いは、距離制からゾーン制への変更。以前はゾーン制だったのですが、数年前に距離制に変更されて、再度ゾーン制へ戻ってきたことになります。ただし、多少のルールは変更されています。

  • 乗り継ぎ可能な経路が限定された
    とある目的地(ゾーン)へ行くために乗り継ぎできる地域が限られます。韓国行くのにアメリカ乗り継ぎはしないですよねという程度なので、まっとうな乗り方をしていればあまり影響はないはずですが、自由な乗り方を好む私にはちょっと残念な規制。
  • 提携航空会社の必要マイル数が減った
    ANAの国際線特典航空券と、ルフトハンザ、ユナイテッドなどの提携航空会社の必要マイル数はこれまで同じ経路であったとしても異なりました。提携航空会社が割高。しかし、今度の改正で、”日本直行便往復”である限り、同じマイル数になります。たとえば、成田とフランクフルト往復なら、ANA便でもルフトハンザ便でも同じ。そして、国内乗り継ぎ分はあっても大丈夫。そして、同じ経路の往復でなくてもいい。これをまとめると、成田→フランクフルト→関西→羽田。の経路でもANA便での往復と同じマイル数になります。
  • 提携航空会社の特典航空券に限り、日本初でも国内途中降機が一度可能
    これを見たときに少し目を疑いました。ANA国際線特典航空券の場合、日本国内で乗り継ぎ(24時間以内)はできても、途中降機(24時間以上)はできないのがこれまでのルールでした。しかし、提携航空会社に限り1度だけ可能になりました。うまく乗り継げないと微妙な時間になってしまう(25時間など)場合の対策でしょうか。活用すると楽しくなりそうです。
  • 国内の乗り継ぎ回数が往路、復路、それぞれ2回までに限定
    個人的に一番残念だったのがこれ。今まで、往路、復路合計4回までだったのに、2回ずつに分解されてしまいました。トリッキーな旅程が組めなくなってしまう。。

そしてさっそくとばかりに4/12に発見した旅程がこちら↓

新ルールでソウル跳弾

日付はぼかしていますが、最後の神戸行きは離れた日です。羽田で途中降機していることになりますね。

全体の航路はこんな感じ↓新千歳→那覇への国内最長区間を飛びます。後はソウル経由で戻ってくるだけ。15,000マイルにしてはかなりの旅程です。一か所一か所のんびり滞在するのも手だったのですが、今回は諸事情でさくっと回ってきました。

旅程ルート