ゼロハリバートン ZR-Geo 24inch 使用感想

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昨年新しい中型のスーツケースを探しているときに、ちょうど良いタイミングで発表されたゼロハリバートンの新型スーツケースZR-Geo。良く使っていたリモワのスーツケースが壊れやすく、またキャスターのキャップが外れやすいことが悩みで、頑丈さで有名なゼロハリバートンに期待を込めて Trolley 24inchを購入しました。

これまで3,4回海外旅行等で使いましたが、正直頑丈さという意味では微妙…。昔のゼロハリバートンはプレス加工という方法で作られたものだったのですが、新しいZR-Geoというスーツケースは、折り曲げ加工で作られており、アルミが柔らかいのか余裕でへこみます。軽く蹴ってもべっこりへこみますし、自立するためのゴムの底鋲周りの金属も重さでぐにゃりとへこんでしまっています。正直本体の頑丈さという点では、全体にリブ加工されたリモワのほうが優れているかもしれません。カラーは黒ですが、削れると下の金属色が見えてきます。

逆に良いところは、キャスターと飛び出した鍵部分が意外に丈夫。購入した当初から少し曲がっており、大丈夫かこの品質と思いながらも今までのところ壊れていません。4つのキャスターのうち、2つにはボタン式のストッパーが備えられており、電車などで転がっていくことも防止できます。キャップがないので、キャップ紛失に悩まなくてもよいのも良し。また、金属が柔らかいのが幸いしてか、べっこりとへこんだところは内側から木槌などでたたくとある程度は元に戻ります。上の写真はある程度たたいて直したもの。ぱっと見、そんなに痛んでいないように見えます。細かく見ると擦り傷や引っかき傷、へこみ跡が散乱してるのですが…。丁寧に使うというより、リモワと同じで傷も旅の思い出となる品です。

また全体的に高級感があるところと、リモワほどメジャーではないので空港などでかぶらないのもメリットですね。

ちなみに今回の旅行で、取っ手のところが破損して機能しなくなり、修理工場行きとなりました…