ホテルインディゴ箱根強羅 宿泊記

できたばかりのホテルインディゴ箱根強羅へ

新型コロナで騒がれるずいぶん前、ホテルインディゴ箱根強羅ができるという話を聞きつけてかなりお安めに半年以上前にポチっと予約をしていた宿泊。オープン直後、コロナがまだ中国で騒がれているころに、宿泊したときの記録です。

本当は12月ぐらいに開業する予定だったようですが、開業が徐々に伸びて実際にオープンしたのは1月の下旬。初めて乗るロマンスカーに乗ってやってきました。箱根登山鉄道が止まっていたので、小田原駅から送迎バスが出ています。他ホテル行きの送迎バスも結構たくさん出ているようで、並んでいるバスのなかから探す必要がありました。時間に要注意です。

大体40-50分かけて山道をくねくね登ってきます。酔いやすい人は要注意な山道です。途中有名どころの、箱根吟遊とか眺めながら、到着です。

入口は奥まったところにあります。入口自体もひっそりと目立たない感じ

場所は強羅駅から下って数分、徒歩十数分の所にあります。目の前を川が流れていて、春には桜の見どころも近くにあるそうで、のんびりするにはよいところ。

ただ観光地や飲食店は周りにはあまり無いので要注意。コンビニは徒歩圏にあります。観光に出るには、強羅駅まで送迎してもらってそこを起点になりそうです。

入ると普通のホテルのロビーではなく、ロの形をした机がレセプションになっていて、横に座るような形で受付をしてくれます。一人ひとりゆっくり対応しているので、他の人はソファなどに座って待っています。

開業したばかりということもあって、あまり手馴れていない印象でしたが、しっかりと受付いただけました。スパとかルールが少しわかりづらいのが難点ですね。時間とか、レンタル水着返却先とか。

デラックスコーナーキングのお部屋

通された部屋は川側のデラックスコーナーキングでした。IHGのプラチナ会員なので、ちょっとアップグレードいただけたのかもしれません。予約したときは山側のお安い部屋だったはずなのでありがたい話です。少し宣伝せねば。

部屋奥にはソファとテーブル、大型のTVのほか、半露天風呂がついています。
お湯の蛇口をひねると温泉の香り。下は川が流れていますが、対岸は普通の建物が並んでいます。夜の方が風情がありそう。
シャワーもついています。ちょうど洗面台の反対側です。すぐそばの部屋との仕切りが障子なので、濡れてしまわないかひやひや。
よさげなホテルにはよく置いてあるカプセルタイプのコーヒーですが、さらに急須まで。ずっしりとしたよさげな急須でした。
トイレも広くてキレイでウォッシュレット付きです。

このホテルは食べるところがロビーの一か所しかなく、予約時も値段がよくわからなかったのでこの時は素泊まり予約。夜は近くのお店に食べに出かけました。ただレストランというより地域密着型お店が多めなようなので、日本人はともかく多分メインターゲットの海外の方はここのレストランが無難かもです。後から聞いたら、朝食は3~4000円/人くらいとのことでした。

夜の散策

夕食を食べた後はホテルの周りをぐるっと散策してみました。基本お店は閉まっていて、観光するところはありません。近くのコンビニは空いていたのでお茶など買うにはちょうどいいです。

川からみたホテルインディゴ箱根強羅。ライトアップがきれいです。
周りはとても静かな環境です。
入口はとても控えめ。知らないと正面入り口とわからなさそう。

温泉とスパ

初め言っておくと、ここホテルの大浴場はちょっと特殊です。大浴場というかスパ?なので、普通の温泉を期待していくとちょっと期待外れになるので要注意。おそらく日本式の大浴場になれていない外国の方がターゲットになっており、和を取り入れたホテルだと考えた方がしっくりきます。

スパエリアに入るにはカードキーが必要です。横のロックで解除しないと扉が開きません。最初気づかずに押したり引いたり。。
見た目は日本式大浴場を想像させます
中もどちらかというと、日本風。ただし、水着を着てはいることになります。持ってきていない方はレンタルできます。
そして中がこちら。。スパです。回転する立ち湯や寝転ぶジェットバス、そしてこの休憩スペース。なお、水着必着で混浴です。
ジェットバスの上には、デジタルアートがきらびやかに表示されています。

このホテルは全個室に、半露天風呂がついています。そちらはヒノキの香りがする、とっても和な感じがするお風呂。こちらの大浴場は、洋風のスパ。両方を取り入れることで、どちらも楽しめるし、二つの文化圏をまたいだ架け橋なコンセプトなんだと。。思います。

コロナ禍の中で

その後、国内で新型コロナが拡大を見せたころに一時閉まっていたようですが、今は営業を再開しています。また箱根でゆっくりとできる日を心待ちにしたいです。