粟国空港 飛行機 DHC-6 Twin Otter

再開した粟国空港へ

期間限定の粟国空港再開

粟国島というとあまりピンとこない方もいらっしゃると思いますが、あの粟国の塩で有名な島です。

那覇の北西約60kmに位置している島で、那覇港よりフェリー粟国が一日一回往復しています。2015年までは粟国空港という空港があり、第一航空が那覇空港との間で就航していたのですが、事故を起こし長らく運休になっていました。

そして長い調査を終え、ようやく2018年の1月15日から運航が再開!と思いきや、補助金の関係で2018年3月をもってまた運休に入るという、まさに二か月半の期間限定運航になったのです。

これは逃すと次はいつになるかわからないということで、3月のある日、粟国空港への飛行機に乗ってきました。

那覇空港の第一航空カウンターの場所

ちなみに那覇空港にある第一航空のカウンターの場所をご存知でしょうか。私も那覇空港はそれなりに行っているのですが、今まで場所を見たことがない。以前は1Fの空港食堂近くにあったような説明がありますが、最新の地図ではターミナルの左端を指していてどうやって行くのかわからない。電話してカウンターの方に案内いただいたくらいなのでちょっと解説です。

↓がその案内です。

まずは那覇空港1F、到着階にある空港食堂に向かい、食堂に入らずそのまま外に出ます。上の写真がちょうど外に出たところ。

そして直進し、アスファルトの車道に出る前に右折。ここは歩道っぽいタイルが続いているので何となくわかります。しかしその先はどう見ても行き止まり。ここがポイントです。

行き止まりを気にせずタイル歩道を奥に歩きます。するとさらに左奥に車道ですがその向こうに事務所っぽいものが見えます。上の写真ではちょうど人が立っているあたりです。

車道を渡って駐車場を超えていくと、ようやくこのような扉があります。ちょうど二つ前の写真で人が立っていたあたりです。First Flyingという看板が立っていました。

扉を開けて中に入ると、ようやくカウンターです。これはわかりづらい。

 

いざフライトへ

現在のボンバルディアが開発したというDHC-6 ツイン・オッター 19人乗りの飛行機です。通常の国内線ターミナルとは反対側、セスナや自家用機などが泊めてあるところまでぐるっと車で送ってもらいます。

粟国空港 飛行機 DHC-6 Twin Otter

粟国空港 飛行機 DHC-6 Twin Otter

後ろから乗るタイプでした。前の座席の方から入っていきます。

粟国空港 飛行機 DHC-6 Twin Otter

中に乗るとこんな感じ。1-2が5列、1が1列、最後尾に3が1列の計19人。左右のバランスにシビアなためチェックインの時に荷物ごと体重を図って座席が決まります。

ナガンヌ島

さすがに小型機で距離も近いので高度も出ず、結構低い位置を飛んでいきます。高度1000mも出ていない感じがしました。上の写真はナガンヌ島。那覇港から船が出ています。

粟国上空 急降下

ぐらぐら揺られながら粟国島に近づくと急激に高度を下げていきます。大型のジェット機では水平から少し機体の頭が下がる程度ですが、小型機は違う。もう機首から地面に墜落するんじゃなかろうかという角度で一気に急降下します。上の写真の地面とエンジンの角度から何となく想像してください。

粟国空港…?

粟国空港 新ターミナル

ついた空港は、小さいながらもしっかりしてそうな建物。

と思っていたら、こちらじゃない。

粟国空港 プレハブ ターミナル

その建物の横奥にあるこちらのプレハブが、粟国空港です。

粟国空港 プレハブ ターミナル

なかなかいろいろな空港に行きましたが、プレハブの空港も珍しい。成田のLCC用ターミナルもプレハブ間満載ですが、こちらはほんとのプレハブ。

実はさっきの立派な建物の方が本当は、2018年夏にオープンする新ターミナルで、これはそれまでの仮のターミナルらしい。しかし2018年の夏に就航している飛行機はあるのだろうか…という素朴な疑問もありますが…

粟国島 上空

帰りも飛行機で。どうやらフェリー粟国は欠航しやすく、飛行機就航の要望はそれなりにあるようでした。

粟国島ガイドマップ

空港でいただいたガイドマップが結構詳しかったので、参考までに載せておきます。

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