先日84空港制覇だと思っていたら、空港開港と新たな定期便の就航が発表された下地島空港。
今回、2019/3/30の成田空港からの初就航便を狙って行ってまいりました。
成田空港出発
成田空港の搭乗口は、テレビカメラや記念品を配るスタッフの方含めてザワザワしています。朝7:05発にもかかわらず満席だったようで、皆さん前泊か車で来られたんでしょうね。
ちなみに、下地島空港の方では関係会社の重役が集まって、下地島空港ターミナルの開港、並びにジェットスターの初就航を祝ったセレモニーもあったようです。それに比べればこちらのザワザワはおとなしいくらい。
成田空港からは、多くの関係者に見送られながらの出発です。機材はA320-232。アナウンスによると3日前に届いたばかりの最新機材とのことでした。確かに汚れもなくピカピカ。写真に写るのでここぞとばかりに映りのいい機材を持ってきたのかと邪推です。
フライトログをCAさんにお願いする人多数でしたが、そんなマニアを見込んでか、すでに印刷済みのフライトログを皆さんに配っていました。一部空欄があるのは、アナウンスを聞いて自分で埋める形です。
窓からはずーっと雲ばかりのフライトでしたが、これが長くて3時間40分!ジェット気流が300km/h近くあり、対地表速度は500km/hちょいというかなりの低速でのフライトでした。
下地島空港着陸
国際線か!という長いフライトを終え、とうとう下地島空港に着陸です。下地島空港は、南北に3000mもある長い滑走路を備えていますが、北側にあるビーチがとてもきれいなことでも有名です。
機内でもこの北側からのコースで着陸、つまりランウェイ17( 方角で言うと170度の方向に着陸)を狙っていたようで、A320の追い風制限15ノットの中、北風14ノットというぎりぎりのところでランウェイ17にアプローチできました。
しかし、そんなアナウンスを聞くのは初めて。本当に日本の飛行機マニアを集めたような乗客っぷりでしたので、サービスだったのかも。普通の人が聞いたらチンプンカンプンな専門用語が飛び交っていました。ナイス機長さんです。出身も宮古島だそうで、当時下地島空港ができた時から約40年たっての悲願の東京路線就航です。
着陸の様子です。北側から着陸すると、美しいラグーンが見えて南国に来た感じた感じがしてとても気分が盛り上がります。滑走路にあるSHIMOJIJIMAの文字も見えますね。
下地島自体は何度か来ていますが、空港は滑走路北の端から中を遠めに見るくらいでしたのでちょっと感慨深いです。
そして、徐々にターミナルに近づいてくると歓迎の…消防車!?
まさかの消防車による放水アーチを受けることことになりました。テレビでよく見るシーンでしたが、まさか自分も受けることになるとは。この先こんな体験はほとんどないと思います。ちなみに、中にいると水を受けている感触は一切ないです。
下地島空港(到着)
下地島空港に着陸すると歩きでターミナルに向かいます。
南国風の植物の中を通り。
ターミナルの中に入っていきます。
荷物受け取り所のデザインもそうですが、空港ターミナルの中央にはプールがあり着いた瞬間にとても南国リゾートを感じさせてくれるところです。プールを挟んで反対側が出発ゲートになっています。
到着出口にはTVカメラやら歓迎の人たちでいっぱいです。ちなみに夜TVに出るかなーと見ていたら、I♡宮古島のTシャツを着ていた方がばっちり取り上げられていました。なるほど、次はRWY17のTシャツを着てカメラの前に行けば映るかも。
また下地島は空港出たところにすぐにレンタカーのカウンターがあり、車のすぐそばに止めてあります。送迎とか気にせず、さっと出かけられるところはとてもいいですね。コンパクトに快適にまとまっています。
下地島空港(出発)
そんこんなで今度は出発側です。
出発ゲートの素敵さ!一階建ての平屋なのですが、その中に素敵なラウンジ風の待合室があったり、吹き抜けなので快適だったり、飛行機を眺められる中庭もあります。
85空港回ってきましたが、ここまでおしゃれで快適な空港は他にはないかも。リゾートの空港という感じがします。
最後の最後で素敵な空港に出会えました。今度宮古島に来るときもこちらの空港を使いたいなぁ。ANA/JALも何便か下地島空港に回してくれることを期待です。
“素敵な下地島空港!最速の日本全国85空港制覇” への1件のフィードバック
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